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2021.10.24NSCA-CPT対策

NSCA基礎知識〜機能解剖学〜

皆さんこんにちは、ASPトレーナースクールの若原です🏝

10月も後半になり、気温が低くなってきたことでいよいよの訪れを感じますね🍁

と言えば、食欲の秋・スポーツの秋・読書の秋・勉強の秋と実りの多い季節です😊

旬の栄養を取って、インプット・アウトプットをしていきましょうね✏️

それでは今回もしっかり学んでいきましょう!今回は「機能解剖学」から、出題させていただきます!

それではスタート!!!

 

Q:小円筋・棘下筋の強化が必要なクライアントへの処方は次のうちどれか?

 

A.シーテッドロー

B.インターナルローテーション

C.エクスターナルローテーション

D.プロネーション

正解:C.エクスターナルローテーション

皆さん正解できましたでしょうか?

種目名を覚えることは、筋肉名を覚えることや関節の動きを覚えることにも繋がりますよ!

体を動かしながら積極的に種目名を覚えていきましょう✅

ではエクスターナルローテーションはどういったトレーニングが解説していきます!

 

エクスターナルローテーション

エクスターナルローテーションは、外側に回すという意味を持ちます。

肩関節を外旋させる作用を持つローテーターカフの小円筋・棘下筋を主に鍛えることができます

エクスターナルローテーションは重たいウェイトは必要なく、チューブやペットボトルでトレーニングすることができます!

 

エクスターナルローテーション(チューブ)

①直立位で肘を90°曲げて直角の状態にします。

②チューブを逆手で持ちます。

③そのまま胸を張り、正面に向いている拳を側方へと回旋させます。

→片側ずつ行うことでより丁寧にトレーニングできますよ🙆‍♂️

 

エクスターナルローテーション(ダンベル・ペットボトル)

①ベンチやマットの上に横向きに寝転がります。

②上側の手でウェイトを持つ(ダンベル・ペットボトルなど、軽いウェイトでOK)

③肘を90°曲げて直角の状態をつくります。

④体の側方へと、握ったウェイトを外旋させます。

⑤体の正面へゆっくり戻す。

 

小円筋・棘下筋をなぜ鍛えるか?

皆さん小円筋・棘下筋を鍛える理由は分かりますか?

一度考えてみましょう!

小円筋・棘下筋の作用は肩関節外旋です!

小円筋・棘下筋を主に鍛えることで、内旋してしまった肩関節を正したり、肩周りの怪我を予防する効果があります。

また、小円筋・棘下筋が弱くなったり、固まっていると肩の安定性が保てなくなるため、上腕骨が上方や前方にズレるようになります。

肩関節にズレが生じたままの姿勢で日常生活を送っていると、

四十肩・五十肩

インピンジメント症候群

肩関節周囲炎などの肩の痛みの原因となることがあります。

また、様々なレジスタンストレーニングやスポーツ動作で、小円筋・棘下筋は使用されます。

特にレジスタンストレーニングはウェイトを持った状態で腕を前後に動かすことが多く、その際に安定性が高まります!

また、ラケット種目や水泳などのスポーツでもパフォーマンスアップに繋がりますね!

そのため、肩関節安定性の改善や強化の役割として小円筋・棘下筋のトレーニングは効果的となります👍

 

まとめ

パーソナルトレーナーを目指す皆様!

なぜその種目を提供するのかまで考えて、種目の選択をしていきましょう!

勉強している今からイメージトレーニングを行い、お客様の体の状態から提供すべきメニューを決め、お客様のニーズに寄り添えるトレーナーになりましょう!

そのためには引き出しを広げる必要があり、今できることは勉強して知識を養うことです!

機能解剖学基礎であり、学べば学ぶほど、新たな気付きが生まれます!

パーソナルトレーナーとして、お客様の体の状態を解剖学的に見られるプロのトレーナーを目指していきましょうね🔥

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