News&Topics

ニュース・トピックス

2021.02.17NSCA-CPT対策

NSCA基礎知識 〜カロリーについて〜

こんにちは!

ASPトレーナースクールの元木です!

今回はダイエットに必要な考え方であるカロリーについてみていきましょう!

 

糖質は何キロカロリーでしょう?

a.4キロカロリー

b.6キロカロリー

c.9キロカロリー

 

 

正解:a.4キロカロリー

そもそもカロリーとは何かというと、

1gの水を1℃上げるのに必要なエネルギー(熱量)が1キロカロリーです。

カロリーの語源はラテン語の calor(熱)。

機械を動かすのに電気エネルギーが必要なように、人間も生きていくためにエネルギーが必要です。

 

人間のエネルギー源は、ご存知の通り食糧です。

糖質の他に、脂質は9キロカロリーたんぱく質は4キロカロリーです。

食べすぎて余ったエネルギーは脂肪として蓄えられます。

必要なエネルギー分だけ摂取するようにしましょう。

 

では1日に必要なカロリーは何キロカロリーなのでしょうか?

 

1日に必要なカロリーは年齢や性別、日ごろの活動度合いによっても異なります。

下を参考にあなたの1日に必要なカロリーを計算してみましょう。

 

体重×身体活動レベル=1日に必要なカロリー

身体活動レベルとは、普段どのくらい運動しているかを数値で表したものです。

体重に身体活動レベルをかけると1日の推定必要カロリーが分かります。

 

身体活動レベル

・低強度:平坦な道を歩く、飲食業、家の掃除、ゴルフなど

・中強度:平坦な道を速歩き、サイクリング、テニスなど

・高強度:荷物を持って坂を登る、バスケ、サッカーなど

身体活動レベル 男性 女性
低強度 38 35
中強度 41 37
高強度 50 44

例:女性50kg、低い運動レベルの人は50×35=1,750キロカロリー必要です。

 

これで1日に必要なカロリーは分かりました。

では、減量するためにはどのくらいの不足カロリーを作る必要があるのでしょうか?

 

体脂肪を1kg減らすには何キロカロリーの不足が必要でしょう?

a.7,200キロカロリー

b.8,000キロカロリー

c.9,000キロカロリー

 

正解:a.7,200キロカロリー

体脂肪を1kg減らすには7200キロカロリーの不足を作る必要があります。

不足が作れなければ体脂肪が分解されることはありません。

ちなみにNSCAが推奨する減量は1週間あたり体重1%の減量です。

極端な食事制限やカロリーの帳尻合わせでは、かえって健康を損ねることになりかねません。

健康的な「やせ体質」を目指すなら、筋肉を付けて基礎代謝を上げることが大切です。

 

代謝の種類

・基礎代謝:生命活動を維持するために生理的に行われている代謝

・運動代謝:安静時以外の、運動することによって消費される代謝

・食事誘発性熱産生:食事から摂取した栄養素が分解され、体熱となって消費される代謝

 

基礎代謝は全代謝の70%を占めます。基礎代謝の40%は筋肉による代謝です。

すなわち、筋肉量が増えると基礎代謝が上がり、消費カロリーが増えるのです。

健康的に痩せたい人は、筋肉を付けて基礎代謝を上げるといいでしょう。

 

まとめ

いかがでしたか?

栄養素のカロリーや減量のやり方を理解して、健康的にダイエットしていきましょう。

本日はここまでです!

次回の投稿をお楽しみに!

R Related Articles

関連記事

R Related Articles

関連記事

まずは「無料体験授業」から!

※カウンセリング・セッション体験・カリキュラムのご紹介を行わせていただきます。