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こんにちは!
ASPトレーナースクールの小島です。

本日のテーマは「水分摂取」についてです!
みなさん運動中の水分摂取はどのようにしていますか?
「適当に飲んでる」、「あまり運動中は飲まない」など様々な方がいると思います。
NSCAの勉強をすれば、その疑問を解決できます!

しっかりと勉強をして、一緒に「水分摂取」のプロになりましょう!
それでは、問題です!!

 

問題:
運動中に失われた水分を補うために、摂取するべき水分量は、
減少した体重1 ポンド(約450 g)あたりどれくらいでしょう?

〈選択肢〉
  1. 約1.2〜1.6 L
  2. 約0.6〜0.7 L
  3. 約3.8 L
  4. 約0.9〜1.2 L
  5. 約0.3〜0.4 L

解答

2.約0.6〜0.7 L

如何でしたか、答えはあっていましたか?
理由などを解説していきたいと思います!

 

解説

NSCAでは1 ポンド(約0.45 kg)の体重減少につき、20〜24 オンス(600〜700 mL)
の水分摂取する必要があるとされています。

このためにも、クライアントの運動前と運動後の体重を測ることで発汗による水分損失をモニタリング
しなければなりません。

 

脱水

人間の身体は約60 %が水分でできています。
脱水とは、何らかの原因で体液量が減少した状態です。
体液から、水やナトリウムが喪失し生じます。

脱水が起こると、トレーニングなどのパフォーマンスが著しく低下します。
パフォーマンスを維持するためにも、こまめな水分補給が大切です!

脱水にはタイプが3つあります。

・高張性脱水

・等張性脱水

・低張性脱水

特徴などを以下の表でまとめました!

脱水のタイプ 対応 特徴 原因 血圧 口渇
高張性脱水 水分摂取 ナトリウムより水分の喪失が大きい
筋力低下
水分不足 変化なし あり
等張性脱水 電解質が入っている水の摂取 水分とナトリウムが同程度喪失 
脱力感
大量の発汗 低下 少しあり
低張性脱水 電解質が入っている水の摂取 水分よりナトリウムの喪失が大きい
倦怠感
嘔吐
下痢
出血
低下 なし

※電解質・・・Na+、K+、などのイオン
※電解質の入っている水・・・経口補水液、ポカリスエット、アクエリアスなど

このように脱水と言っても様々な種類があることがわかったと思います。
トレーニングで起きやすいのが、高張性脱水等張性脱水です。
種類によって対応も違い、冷静な判断が必要になります!

 

運動中におすすめの飲料

POINT2つ

  1. 身体の失われた水分の回復にはナトリウムの量がとても重要!
  2. 水分の吸収に糖質が重要!(糖質には水の吸収を促進させる働きがあります)

 

このPOINT 2つに当てはまる飲料

・経口補水液OS-1(特にPOINT 1のナトリウムの量が多く、脱水症状改善に特化)

・ポカリスエット

・アクエリアス

・アミノバリュー

                         など

水分摂取のタイミング

脱水を起こさないためにも水分摂取のタイミングがとても重要になってきます。

まず運動開始の20〜40 分前に250〜500 mL(ペットボトル1本分)の水分を取りましょう。
そして、運動中は15 分おきにコップ1 杯分、つまり1 時間に4 回、合計500〜1000 mLの水分補給
がいいとされています。
もちろん、これは目安であり、気象状況や気温、運動強度の状況によって摂取する水分量
を変更することは必要です。

水分補給が適正かどうかのチェックは運動後の尿でできます。運動後約1 時間程度で尿意を感じ、
色の薄い尿が出れば水分補給は成功です。
ただし、運動後2 時間以上たっても尿意がなかったり、尿の色が濃く量が少ないと水分補給
が少なかったと言えます。
是非参考にしてみてください!

 

これでみんなも「水分補給」のプロですね!

最後までお読みいただきありがとうございました!

次回の投稿もお楽しみに!

 

 

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