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2021.11.20NSCA-CPT対策

NSCA対策〜急に人が倒れた時に対応できますか?〜

皆様こんにちは!

ASPトレーナースクールの西本です!

今回はNSCA対策だけではなく、日常生活の中で万時の際にも役立てる内容を記載していきます!

 

では早速問題です!

Q.パーソナルトレーナーはクライアントが軽度の心筋梗塞ではないかと疑った場合に、最初にするべき対処はどれか?

a.緊急医療サービスシステムを呼ぶ

b.クライアントに対してAEDを使用する

c.クライアントに対してCPRを実施する

 

答え

a.緊急医療サービスシステムを呼ぶ

緊急医療サービスとは、いわゆる119番通報のことを指し、救急車を要請するということになります!

人はいついかなる時に容態が急変し、倒れる可能性を秘めながら生活しています。万時の際に、倒れている目の前の人の命を救えるかどうかは現場にいる人が適切な処置や対処をしっかりと徹底して実施できたかで決まってしまうのです!

生命を維持するために必須の2つの機能があり、心拍(心臓の動き)と呼吸があります。

心拍と呼吸が停止した状態を心肺停止(CPA)と呼びます!

心肺停止は、死に直面した状態ではありますが、予期せず突然発生した心肺停止には回復する可能性が残されています!

そこで、このような傷病者に対して一次救命処置(現場にいた人が行う)や二次救命処置(医療機関で行う)などを行い、最終的には社会復帰にまで導くことが重要な課題となります!

 

〜傷病者が発生した場合の行動手順〜

①周囲の状況を確認し、安全を確保した上で傷病者に接触(二次災害防止

②周囲の方の協力を依頼(AEDの手配など)して、傷病者の意識確認と呼吸確認を実施し、反応、呼吸がない場合や反応、呼吸の有無の判断に迷う場合は、119番通報をして司令員の指示を仰ぐ

③傷病者に反応が見られず、普段通りの呼吸がない場合は、直ちに胸骨圧迫CPR)を開始する

AEDが到着したら、AEDの音声指示に従い、救急車が現状到着するまで、電気ショックと胸骨圧迫を相互に行う

⑤救急車到着後は、救急隊員に状況を説明して、二次救命処置へと移行引き継ぎする

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜胸骨圧迫(CPR)での注意点〜

・深さは胸が約5cm沈み込むように圧迫し、胸骨圧迫が浅くならないように注意する(小児の場合、胸の厚さの約1/3の深さで沈むように圧迫する)

・圧迫テンポは、1分間あたり100〜120回のペースで実施する

・毎回の胸骨圧迫の後には、胸を完全に元の位置まで戻す

・胸骨圧迫を繰り返し行う疲労による質の低下を最小限にする為、他に協力者がいる場合は、約2分ごとを目安に交代する

AEDによる電気ショック後や胸骨圧迫の交代に要する中断時間が最小となるように絶え間なく胸骨圧迫を実施する

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いかがだったでしょうか?

パーソナルトレーナーとして、クライアントが万時の事態に冷静かつ適切な処置を実施できるかによってその方の一生を左右することに繋がります!

クライアントに最高のサービスを提供できるよう日々精進して頑張っていきましょう!

 

本日はご閲覧いただき、ありがとうございました!また次回の投稿も楽しみにお待ちください!

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