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2020.05.16NSCA-CPT対策

NSCA対策〜18章 妊婦のクライアント〜

みなさんこんにちは!

ASPトレーナースクールです!

 

本日は、18章『妊婦・高齢者・青年期直前のクライアントから妊婦についての問題および解説です!

18章は妊婦や高齢者や子供のクライアントのエクササイズについて書かれています。

妊婦のクライアントは安全第一にエクササイズを行えば、体調管理や安全な出産や産後の体力回復などに効果的です。

注意点を理解して指導を行っていきましょう!

それでは、本日の問題です!

 

問題:妊娠7ヶ月目のクライアントに推奨されるエクササイズはどれか?

a.プローンレッグレイズ

b. レッグニーエクステンション

c. プランク

d. ランジウォーク

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正解:b. レッグニーエクステンション

解説していきたいと思います!

 

b.『レッグニーエクステンション』とは?

前もも(大腿四頭筋)を鍛えるマシンエクササイズです。フィットネスクラブには必ずありますよね!

椅子に座ったような状態でマシンに入り、足首などにパットを当てて大腿四頭筋の収縮で膝を伸ばすマシンエクササイズです。

妊婦はお腹が膨らむなど体型の変化によりバランス能力が低下するので、

NSCAでは妊娠6ヶ月目以降は、マシンを中心にエクササイズを行うことを推奨しています!

座った状態で出来るので安全ですね。

 

a.『プローンレッグレイズ』とは?

プローンとはうつ伏せ・腹臥位のことです。うつ伏せのレッグ(足)レイズ(上げ)ですね。

妊娠3ヶ月目以降の仰向け(仰臥位・スパイン)のエクササイズは禁止というのは当ブログでも何度か出てきていますが、

うつ伏せ(腹臥位・プローン)のエクササイズは妊娠直後から避けることが推奨されています。

 

c.『プランク』とは?

体幹トレーニングの基本メニューで、ご存知の方も多いと思います。

plank=板のように腹筋を固めて、身体をまっすぐにした姿勢で保つトレーニングです。

プランクは腹直筋などをアイソメトリック収縮(等尺性収縮)させるトレーニングです。

妊婦は等尺性トレーニングは避けることが推奨されています。

力尽きて床に倒れ込み、腹部への衝撃の危険性も考えられます。

 

d.『ランジウォーク』とは?

片足ずつ交互にランジをしながら前に進んでいく種目です。

妊婦は転倒の可能性や腹部への衝撃があるエクササイズは避けることが推奨されています。

妊娠していなくても大変な種目なので、バランス感覚が低下した妊婦がランジウォークを行うと、転倒の可能性が高いです!

 

まとめ

妊婦のエクササイズでは

・6ヶ月目以降はマシンを中心に行う

・転倒可能性や腹部に衝撃のあるエクササイズを避ける

・等尺性のエクササイズを避ける

・3ヶ月目以降は仰向けのエクササイズを避ける

・バルサルバ法 を避ける

・跳躍や急激な方向転換を避ける

などがあります。

 

いかがだったでしょうか?

一般的に妊娠5ヶ月目以降を安定期と呼び、つわりが落ち着いて運動をする気力が湧いてくると思います。

妊娠中のエクササイズは体調管理や安全な出産や産後の体力回復など効果的なので、安全第一で適度な負荷で行って下さい!

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