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2020.04.03NSCA-CPT対策

NSCA対策18章 〜高齢者の有酸素系運動の利点〜

みなさんこんにちは!
ASPトレーナースクールです!

 

本日はNSCA18章に関する高齢者の有酸素系運動の利点について学んでいきましょう!

 

それでは早速問題です!

 

 

 

高齢者における有酸素性持久力トレーニングではリスクを低減できないものは次のうちどれか?

a、サルコペニア

b、心臓血管系疾患

c、大腸がん

d、骨粗鬆症

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

解答は  a

以下で詳しく解説していきます!

 

 

解説:高齢者向け有酸素運動のガイドライン

NSCAでは50歳以上のクライアントをシニア(高齢者)として定義しております。

ただし、基本的には高齢者であったとしても運動頻度は若者とさほど違いはありません。

 

 

 

 

運動頻度が6日以上になってしまうとオーバートレーニングに繋がる可能性があるため、最高でも5日/週が理想

 

解説:心臓血管系疾患とは

心臓血管系疾患とは心臓や血管など循環器にかかわる疾患のことを言います。

例えば動脈硬化もその一つです。

昨今、日本人の死因の約3分の1は血管の病気である動脈硬化によるものと言われております。

※動脈硬化とは血中にコレステロールや中性脂肪が増えた結果、血管の内側にそれらが溜まり血流の流れが悪くなってしまった状態をいいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

解説:有酸素系運動の利点

有酸素系運動とはジョギング、ランニング、サイクリング、エアロビクスなどのことを言います。

利点としては以下のようなものがあります。

・血圧の改善
・心肺機能の向上
・高脂血症の改善
・血糖値コントロール能力の改善
・脂肪燃焼

そのため有酸素系運動を行うことで、血中の脂肪を燃焼することが出来、結果として心臓血管系疾患の改善に繋がります。

 

有酸素系運動(無酸素系運動も該当)は大腸の働きを活性化させてくれる効果もあります。

高齢者になってくると消化器官の機能も低下する傾向にあります。

そうなると消化しきれなかった食べカスが胃の中に滞在し、それが大腸がんの原因に繋がってくる場合があります。

有酸素系運動を定期的に行うことで、腸の働きを維持させ、消化を適切に行い、大腸がんのリスクを低減させてくれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また有酸素系運動は骨粗鬆症の予防にも有効に働きます。

骨粗鬆症とは骨の中の密度が低下(骨の中に空洞ができた状態)してしまっている状態のことを言います。

骨を強くするためにはカルシウムを取るだけでは足りず、それに加えて骨に対してある程度の刺激を与えてあげることが重要になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジョギング、ランニング、エアロビクスを行うことで足が床に接地した時、脚の骨に刺激を伝えることが出来ます。

※無酸素系運動であればスクワットや片足立ちキープなどが有効

骨折した部分が以前よりも強くなるのも同じ理論からきております。

 

解説:サルコペニアとは

サルコペニアとは筋肉量や筋量が減少し、身体機能が低下した状態のことを言います。

有酸素系運動では脂肪燃焼や心肺機能の向上が見込めますが、筋肉量を増加させる場合は、無酸素系運動(スクワットやダンベル、レジスタンスバンドを使った種目)が有効に働きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

本日は、策18章の高齢者の有酸素系運動の利点についてお話をさせていただきました!

厳密に言ってしまうと、有酸素系運動の効果は老若男女問わず有効です!

運動不足、生活改善を考えられている方は積極的に取り入れてほしい運動ですね。

本日は、ここまでです!!

次回もお楽しみに。♫

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