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2021.01.06NSCA-CPT対策

NSCA対策 8章 〜パーソナルトレーナーのための運動心理学〜

みなさんこんにちは!

いつも見てくださる方も初めましての方もありがとうございます!

ASPトレーナースクールの田口です!

本日はNSCA心理学の問題について解説していきます🎶

専門用語が多く登場し、苦手意識を持たれている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

トレーニングや食事を指導していく上で、クライアントをモチベートしていくことは非常に大切です!

本日はモチベートに関わる4つの指導法についての理解をさらに深めていきましょう!

それでは、本日の問題です!

 

問題

クライアントはバックスクワットが嫌いである。トレーナーはクライアントの目標達成のためにプログラムからバックスクワットを削除した。その結果クライアントはトレーニング頻度が週1回から2回に増えた。このテクニックは次のうちどれか?

a.内発的動機付け

b.外発的要因

c.正の強化

d.負の強化

e.負の罰

 

正解. d 負の強化     みなさん正しく選べましたでしょうか?

なぜ負の強化なのかといいますと、今回はクライアントが嫌がることを排除(取り除く)した結果トレーニング頻度(行動が増加したからなのです!

まだいまいちピンと来なくても大丈夫です!以下は詳しい解説です♪

 

解説

・内発的要因:内面に沸き起こった興味・関心や意欲に動機づけられている状態のこと。動機づけの要因は金銭や食べ物、名誉など、外から与えられる外的報酬に基づかないものを指す。

・外発的要因:行動の要因が評価・賞罰・強制などの人為的な刺激によるものであるという考え方のこと。

ここからは4つの指導法の用語を解説していくのですが、まずはそれぞれの用語の意味を確認してくださいませ!

は与えること、は取り除くこと、強化はその行動が増えること、罰はその行動が減ること、となります!

それでは以下の4つを見ていきましょう!

正の強化:与えられたことで、結果的にその行動が増えること

正の罰 :与えられたことで、結果的にその行動が減ること

負の強化:取り除かれたことで、結果的にその行動が増えること

負の罰 :取り除かれたことで、結果的にその行動が減ること

 

それぞれの心理学的テクニックについて具体例で考えていきましょう!

強化

家のお手伝いをする→飴をもらえる(与える)→手伝うという行動が増える(強化)

仕事を頑張った→ボーナスが増える(与える)→もっと仕事を頑張る(強化)

いたずらをした→お尻ぺんぺん(痛みを与える)→いたずらが減る(罰)

強化

家のお手伝いをした→禁止していたゲームをやらせる(禁止を取り除く)→もっと手伝うようになる

試合に勝つ→グラウンド整備免除(嫌な作業を取り除く)→練習、試合をより頑張るようになる

いたずらをした→毎日もらえるはずのおやつを取り上げる(楽しみを取り除く)→いたずらをしなくなる

スピード違反をした→罰金を払う(取り除く)→スピード違反をしないようにする(罰)

 

まとめ

何かを与えているのか取り除いているのかで、なのかなのかを判断する。

結果的にその行動が増えるのか結果的にその行動が減るのかで、強化なのかなのかを判断する。

この2つの視点を持って当てはまるように考えるとスッキリと問題を解くことができますよ!

 

終わりに

いかがでしたでしょうか?

今なら心理学の問題にも自信を持って解き進めていけるのではないでしょうか?

人と関わるときは感情を抜いて考えることはできませんよね!

知識や技術だけで人を導くことは難しいです。

ASPトレーナースクールで技術はもちろん、モチベートも上手なトレーナーを目指してはいかがでしょうか?^^

本日はここまでです!最後までお読みいただきありがとうございました。

次回もお楽しみに!

 

 

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