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2021.03.13NSCA-CPT対策

NSCA18章 少年期のトレーニング

みなさんこんにちは!

ASPIトレーナースクールの福田です💪

本日は

NSCA18章 少年期のトレーニング

こちらについて問題&解説していきたいと思います!

 

問題
以下の中から、前少年に当てはまるのはどれか

a.15歳男性

b.13歳女性

c.13歳男性

d.12歳女性

正解は c です! それでは解説をしていきます!💪

 

NSCAでは、6〜18歳を少年期としており、その中でもさらに前少年青少年の2つに分かれています!

どこまでの年齢が当てはまるというと、

前少年  男性6〜13歳、女性6〜11歳

青少年  男性14〜18歳、女性12〜18歳

男女で切り替わる年齢が違います!ここは大事なポイントです!

なぜ違うのか?それは男性より女性の方が第二次性徴の訪れが早く、結果、身長や体の変化が幼いうちから現れやすいためです!小学校高学年では男子より身長の大きな女子が多いのもこれが理由です!

NSCAの試験では、11歳の男子、13歳の女子など、ピンポイントで指定した問題が出されます!

まずはここをしっかりと抑えておきましょう😄

そして、前少年、青少年では、トレーニング指導する際の特徴、注意点が異なりますので、こちらも解説していきます💪

前少年のトレーニング

前少年期では、大前提として成人向けのレジスタンストレーニングの理論は当てはまりません!

この時期は、筋トレをしても筋肥大の成長はそれほど見込めません。

では何が最も成長していくのか・・・

それは神経系です!

5〜12歳はゴールデンエイジと呼ばれ、神経系の発達が最も大きい時期です!

スキャモンの発達曲線という、神経系や生殖機能の変化のレベルを20歳で100とした時、その変化の度合いを示すグラフでは、神経系は生まれた瞬間から急速に発達していき、12歳でほとんど100になり、それからほぼ横這いのまま20歳を迎えます。

これが何を示しているかというと、今後その人の運動神経の良し悪しは、前少年期でほとんど決まるということです!

そのため、前少年の運動はとても大事になってきます。

では、この時期のトレーニングの特徴をまとめていきます!

①運動は毎日行っても良い

②1日60分の運動を推奨

③飽きやすいため、サーキットトレーニングや、ゲーム要素の強いトレーニング(鬼ごっこなどの遊びもこれに当てはまる)

特に③に関しては、精神が発達していないので、常に飽きが来ないようメニューを工夫することが大切です!

青少年のトレーニング

前少年を過ぎた青少年では、トレーニング内容が変化していきます。

この時期は、レジスタンストレーニングでの筋肥大効果が見込めまれ、また精神も発達してくるため、トレーニングに対する粘り強さも強くなっていきます。

特に筋力は、0〜4歳で急速に伸びる時期がありますが、思春期である15歳から再び急速に伸び始め、以後レジスタンストレーニングの継続により年齢にかかわらず向上が見込まれます!

また、呼吸器などの発達もこの頃に急速に伸び始めるので、有酸素能力の大幅な向上も見込まれます!

この頃からトレーニングの理論は、成人向けのものへと移り変わっていきます。

それでは注意点です!

①運動は週2〜3日

②5〜10分のウォーミングアップを行ってからトレーニング(時間の指定はないが、オーバートレーニングに注意)

③レジスタンストレーニングでは、重量よりもフォーム重視

本格的なトレーニングは、この頃から始めるのがベストと言えます。

 

NSCA取得を目指している方以外でも、将来スポーツ少年団のコーチをしたいと考えている方とても重要な内容になります!

ぜひ覚えてください💪

本日の内容は以上です!ありがとうございました!

次回の更新もお楽しみに!

 

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