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こんにちは!!

 

ASPトレーナースクールです。

 

今回は、

第21章『整形外科的疾患や障害を有するクライアントとリハビリテーション』

についての問題および解説です。

 

問題:腰椎前屈および腹部屈曲エクササイズがともに禁忌となるのは、どの既往歴を有するクライアントか?

A.脊椎すべり症

B.下背部伸筋挫傷

C.椎間板ヘルニア

D.脊椎分離症

 

 

 

 

答え:C

aについては、『脊椎すべり症』でありこちらの疾患は、腰椎の過度伸展により誘発します。そのため、

今回の問題である腰椎の屈曲には当てはまらない。

bについては、そもそも『筋挫傷』ですので、違った意味なってきます。筋挫傷とは外力(打撲)により、皮下組織や筋肉、腱などに損傷が生じるものです。 そのうち筋肉に損傷を受けたものを言います。

dについては。『脊椎分離症』がキーワードになります。腰椎分離症とは、腰椎の過度伸展により、椎弓部分が折れ(疲労骨折)、 腰椎が二分されるような状態になります。そのため答えとして適しません。

腰椎前屈および腹部屈曲エクササイズを行うことで、腰椎屈曲が入ります。そのため、椎骨の間にある椎間板

中から髄核が飛び出し、椎骨の後ろを走る神経を圧迫してしまいます。そのため、答えがCとなります。

 

 

 

 

 

 

 

バスケットボールをするクライアントが外側の足関節捻挫をしている。彼が機能的活動を始める準備ができていると想定した場合、以下のうち不適切な漸進はどれか?

 

A.目を閉じて行なうバランスエクササイズから、エアパッド上で目を開けて行なうバランスエクササイズに進む。

B.12インチ(30cm)のボックスジャンプから、18インチ(45cm)のボックスジャンプへ進む。

C.斜めおよび側方ランニングドリルから、直線ジョギングへ進む。

D.床面でのフォワードランジから、ドーム器具上でのラテラルランジに進む

 

 

 

 

 

 

答え:C

aについては、バランスボールエクササイズからエアパッドエクササイズに変更することにより、不安定要素から足部へ漸進負荷がかかります。(閉眼→開眼)することにより競技に似た動きをすることができます。

bについては、ボックスジャンプの高さ(30cm→45cm)を変えることにより、強度を漸進しております。

dについては、フォワードランジ後ドーム器具上でラテラルランジ(サイドランジ)を用いることで、切り返し動作を強化することができます。また、足部の内返し動作への耐性がつき強度漸進になっています。

斜めおよび側方ランニングドリルが不適切になります。斜めにランニングをすることで、直接

足部の外側靭帯(前距腓・後距腓・踵腓靭帯)への負担がかかり足部の内返し(内反捻挫)を誘発してしまいます。そのため、答えがCとなります。

 

 

 

 

現場で使える知識が含まれていましたね。今後に活かしてみてください!

今回はここまで!

次回の投稿をお楽しみに♪

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