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2018.11.25NSCA-CPT対策

NSCA対策〜基礎解剖・生理学〜

こんにちは!

 

ASPIトレーナースクールです!

 

 

本日は、

〈基礎理論(解剖、生理学)〉

についての問題および解説です。

 

 

問題:ダンベルラテラルレイズを実施することで尊攘する可能性が高い筋肉はどれか?(2014年春)

 

A:棘上筋

B:棘下筋

C:小円筋

D:肩甲下筋

 

AA 棘上筋

 

 

解説

ダンベルラテラルレイズとは、主導筋が三角筋中部の、肩関節外転動作の種目となります。

 

 

「ラテラル:横」にダンベルを「レイズ:あげる」トレーニングです^ ^

 

では、なぜ回答が棘上筋なのかの解説ですね!

 

「棘上筋」

起始:肩甲骨棘上窩・棘上筋膜

停止:上腕骨大結節上部・肩関節包

についている筋肉になります。

 

 

主な筋肉の働きは、肩関節の外転・外旋です。

 

棘上筋は、肩関節の安定性を保つ働きを果たしている筋群「ローテーターカフ(棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋)」の一つです。

 

棘上筋は、ローテーターカフの中で最も傷害を受けやすい筋肉です。

ダンベルラテラルレイズ(肩関節外転動作)によって、アウターマッスルである三角筋とインナーマッスルである棘上筋のバランスが崩れると、上腕骨と肩甲骨の間にストレスを感じます。

 

この時に、棘上筋が上腕骨と肩甲骨の間に挟まれて損傷が起きます。

インピンジメント症候群」が代表的な例ですね。

 

 

インピンジメント症候群とは、

肩関節外転時に、痛みや引っかかりを感じ、それ以上に挙上ができなくなる症状の総称です。

肩を挙上する時、あるいは挙上した位置から下ろしてくる時、ほぼ60°-120°の間で特に強い痛みを感じることがあります。

上腕を外転する過程で、上腕骨と肩峰の間に腱板の一部や肩峰下滑液包などが挟み込まれ、繰り返して刺激が加わると滑液包に浮腫や出血が起こります。

 

 

 

以上のことから、回答はAと導き出せますね^ ^

 

 

 

いかがでしたか?

自力で解けたでしょうか?

今回は、肩甲骨外転動作についての問題でした。

筋肉の特徴をしっかり理解し、リスク管理しながらトレーニングを行いましょう!

 

以上です!

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