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2020.01.29NSCA-CPT対策

NSCA対策 心理学 ~4つの指導方法~

 

みなさんこんにちは!
ASPトレーナースクールの新垣です!

本日はクライアントをモチベートするときに重要な心理学について学んでいきましょう!

トレーニング指導や、アスリートのスポーツ指導をしていく上で、クライアントのモチベーションを維持する事は結果を出していく上で非常に重要です!
本日はそのモチベートに関わる4つの指導法について解説を行なっていきます!

それでは、早速ですが以下の問いについて考えてみましょう!

 

次の①〜④は次のa~dのうち、それぞれどれに当てはまるか?

①紅白戦で勝利したので、練習後のグラウンド整備が免除された。

②試合でミスをしてしまい、次戦でベンチスタートとなった。

③テストで100点をとったのでご褒美として好きなおもちゃを買ってあげた。

④ダイエット期間中に禁止されていたケーキを食べてしまったため、今日のトレーニングでは有酸素運動のメニューが追加された。

 

a.正の強化 b.正の罰 c.負の強化 d.負の罰

 

 

①紅白戦で勝利したので、練習後のグラウンド整備が免除された。→ 負の強化

②試合でミスをしてしまい、次戦でベンチスタートとなった→ 負の罰

③テストで100点をとったのでご褒美として好きなおもちゃを買ってあげた。→ 正の強化

④ダイエット期間中に禁止されていたケーキを食べてしまったため、今日のトレーニングでは有酸素運動のメニューが追加された。→ 正の罰

 

いかがでしょうか?

それでは上記の問題の考え方について解説をしていきます!

 

基本的な考え方としてまず

とついたら『与える』 強化とついたら『ポジティブな事』

とついたら『取り除く』 とついたら『ネガティブな事』

というようにとらえます!

 

正の強化

達成できた事に対して、(クライアントの好きな)ボーナス/報酬/賞賛を与える

 

 

 

 

 

正の罰

クライアントが苦手とする罰を与える(有酸素運動/腹筋/掃除など)

 

 

 

 

 

 

 

負の強化

本来与えられるはずだった罰の消去(グラウンド整備/休日出勤/宿題)

 

 

 

 

 

 

負の罰

自分の持っていたプラスの要素が没収される(権限/立場/お金/役職)

 

 

 

 

 

 

 

つまり上記の点を踏まえて考えると

①紅白戦で勝利したので、練習後のグラウンド整備が免除された。

→ グラウンド整備がその人にとってマイナスなもの、つまりネカティブな事を取り除いているので負の強化

②試合でミスをしてしまい、次戦でベンチスタートとなった。

→ 試合でのミスにより、スタメンだったという立場が奪われしまっているので、負の罰

③テストで100点をとったのでご褒美として好きなおもちゃを買ってあげた。

→おもちゃはその人にとってもらって嬉しいもの、プラスなの要素を与えているので正の強化

④ダイエット期間中に禁止されていたケーキを食べてしまったため、今日のトレーニングでは有酸素運動のメニューが追加された。

→ 有酸素運動という、その人にとってネガティブな要素を与えているので正の罰

 

〜まとめ〜

本日は以上となります!

こちらの4つの要素はテストでも過去に多く出題されてきていますので

しっかりと理解を深めていきましょう!

 

それではまた次回お会いしましょう!

ありがとうございました!

 

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