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2020.10.20NSCA

NSCA対策10章〜体力評価について〜

みなさんこんにちは!

ASPトレーナースクールの小長井です!

肌寒く感じる季節になってきましたね。
季節の変わり目は体調も崩しやすいです。
トレーニングを行いながら免疫力を高めつつ、資格取得を目指して勉強を頑張っていきましょう!

今回は10章の体力評価について解説していきます。

それでは早速問題です。

 

問題①

女性に対する筋持久力のテストとして信頼性が低いものは次のうちどれか?

A チンアップ
B シットアップ
C レッグプレス
D スクワット

 

 

 

解答

A チンアップ

 

解説

チンアップ=懸垂(逆手)を意味します。
通常の懸垂とは違い、手を逆手にして行うため、上腕屈曲筋群(上腕二頭筋、上腕筋など)がメインで鍛えられます。
※広背筋、大円筋など背中の筋肉も使用します。

これは日ごろトレーニングをしていない男性にも言えることですが、最初のうちは背中の筋肉を意識しながら鍛えることがとても難しいです。
さらに女性は男性に比べて上半身の筋肉/筋力が低いです(公園、ジムなど連続で懸垂をしている女性を見かけたことがあるでしょうか)

そのため自体重負荷による上半身の筋持久力テストは妥当ではありません。

余談

女性は上腕二頭筋よりも脂肪のつきやすい上腕三頭筋(二の腕)をジムでは鍛えがちですよね。

 

それでは懸垂繋がりでもう一問解いてみましょう。

 

 

問題②

懸垂を行って筋持久力測定を行った場合、特に成績が高くなると推測されるのは次のどの競技種目のクライアントでしょうか?

 

A 野球
B ラグビー
C 器械体操
D バスケットボール

 

 

 

 

 

解答

C 器械体操

 

解説

ここで問われているポイントは特異性です。

NSCAで言うところの特異性とは特定のスポーツ、格闘技にのみに見られる動作などのことを言います。

目的に応じて、特定の筋群、エネルギー機構、動作速度、動作パターン、あるいは筋活動の様式に狙いを定めること、これを特異性の原則と言います。

また、懸垂とは基本的に上半身の背中を使った引く動作で行われます。

上記2点をもとにそれぞれの競技種目について解説しています。

 

・野球

走る、バットを振る、投げるといった動作が野球で特に見られる動作です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大まかに言えば下半身と上半身の押す力がメインのスポーツです。何か物を引く動作は見られないため、(普段行っていない場合を除いて【←以下割愛】)懸垂の成績が高いとは言えないでしょう。
※また、筋持久力よりも一回、一回の瞬発的な動作が求められる

野球選手の体力評価を行う場合、短距離走、砲丸投げなどがいいでしょう。

 

・ラグビー

タックル、投球、走るなど身体全体を使った動きが多いです競技種目です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

相手を引き留めるために掴み、引く動作は行われますが、ラグビーのような激しいぶつかり合いのあるスポーツでは一発で相手をしとめるパワーが必要になってきます。

そのため、またラグビー選手は筋骨隆々な選手も多いため、懸垂で自体重を持ち上げるのは難しいです。

パワーを計測するパワークリーン、筋力を計測できる1RMベンチプレス/レッグプレスが適切です。

 

・器械体操

床、跳馬、平行棒、あん馬、つり革、鉄棒と身体全体の柔軟性と筋力、筋持久力が求めらる種目です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

特に今回の場合、つり革や鉄棒は懸垂動作が求められる種目です。
※繰り返しになりますが、特異性とは特定のスポーツ、格闘技にのみに見られる動作のことを言います。

今回の場合、懸垂はまさに器械体操の特異性にあったテスト項目と言えるでしょう。

 

・バスケットボール

ジャンプすることをはじめ、走るなど有酸素能力も求められる競技種目です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

引く動作よりも体力や瞬発的なジャンプ力が求められます。
野球、ラグビー同様、懸垂で好成績を残すのは難しいと言えるでしょう。

バスケットボールでは垂直跳びのような跳躍力を計測できるテストや、シャトルランが適切です。
※シャトルランはコートを行ったり来たりするイメージ

 

まとめ

いかがであったでしょうか?

競技の特性を見極め、それにあったテスト項目を提供出来ないと適切にその選手の体力評価はできません。

NSCAにおいて特異性は一つのキーワードでもあります。

是非、この機会に意識してみてください。

本日は以上となります。次回もお楽しみに!

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