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2020.10.09NSCA-CPT対策

NSCA対策〜15章 様々なセット法〜

みなさんこんにちは!

ASPトレーナースクールです!

 

本日は、15章『レジスタンストレーニングのプログラムのデザイン』からセット法についての問題および解説です!

15章はレジスタンストレーニングについて書かれています。

セッションで活かせる知識が詰まった章なので、しっかり学びお客様を目標に導いていきましょう!

それでは、本日の問題です!

 

問題:スーパーセット法を用いたレジスタンストレーニングの組み合わせはどれか?

a.ロープーリーシーティッドロウ→ラットプルダウン

b.フォワードランジ→ラットプルダウン

c. バイセップスカール→フレンチプレス

d. ダンベルフライ→ベンチプレス

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正解:c. バイセップスカール→フレンチプレス

解説していきたいと思います!

 

スーパーセット法とは拮抗筋群を2種目連続で行うセット法です。

関節を反対方向に動かす筋肉同士を拮抗筋と呼びます。

関節を曲げる屈筋と関節を伸ばす伸筋は拮抗した関係にあります。

 

それでは各選択肢を確認していきましょう!

 

a.ロープーリーシーティッドロウ→ラットプルダウン

ロープーリーシーティッドロウ:広背筋・僧帽筋中部線維・菱形筋など

ラットプルダウン:広背筋・僧帽筋下部線維など

同じような筋肉を鍛えています。同一筋群2種目連続で行うことをコンパウンドセット法と呼びます。

 

b.フォワードランジ→ラットプルダウン

フォワードランジ:大腿四頭筋・ハムストリングス・大殿筋など

ラットプルダウン:広背筋・僧帽筋下部線維など

足→背中を行っています。足を連続して行うと疲れるので、

下半身→上半身と行うことで疲労をためない方法です。

 

c. バイセップスカール→フレンチプレス

バイセップスカール:上腕二頭筋など

フレンチプレス:上腕三頭筋など

肘関節を曲げる上腕二頭筋と伸ばす上腕三頭筋の拮抗筋を連続して鍛えているのでスーパーセット法です。

筋肉は収縮することしか出来ません重力で他動的に伸ばされることはあっても、

自動的に伸びることは出来ません。拮抗筋が収縮することで伸びているのです。

また、筋肉が収縮する際に拮抗筋は収縮しないように脳から指令がいきます。

拮抗筋が緩むことでスムーズな関節運動が出来ているのです!

d. ダンベルフライ→ベンチプレス

ダンベルフライ:大胸筋・三角筋前部線維など

ベンチプレス:大胸筋・上腕三頭筋・三角筋前部線維など

同じような筋肉を鍛えています。

ダンベルフライは肩関節のみを動かす単関節運動であり、

ベンチプレスは肩関節と肘関節を動かす多関節運動です。

単関節→多関節の順番で同一筋群を鍛えることを事前疲労法プレイグゾーション法と呼びます。

今回の場合はダンベルフライで大胸筋の神経を興奮させ、

ベンチプレスでより大胸筋を意識しやすく出来ます。

 

 

 

 

 

 

いかがだったでしょうか?

ぜひ一度ご自身で、色々なトレーニング方法を試してみてください!!

より理解度が上がっていきます!!

次回の投稿をお楽しみに♪

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