皆さんこんにちは、ASPトレーナースクールの酒井です🐸
1年もあっという間に約半年が経過し、湿度の高い梅雨がやって参りましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか??
雨☂️が降っている。。。そんな時は、外出するのではなくご自宅で勉強のチャンス✨
たくさんインプットして、いきましょう!
さて、今回は『機能解剖学』から問題を出題します。
準備はよろしいでしょうか?
それでは早速問題です!
A. 肩関節
B. 股関節
C. 肘関節
D. 膝関節
皆さん正解できましたでしょうか?
なぜ肩関節なのか🤔
問題文・選択肢の関節を順に確認していきましょう
まず問題文にあります『関節可動域(ROM)』とはどういう意味でしょうか?
可動域・・・動かすこと出来る最大範囲(角度)
→すなわち、その関節を動かすことのできる最大範囲(角度)のことを指します。
また「ROM」とは、Range of motionの略となります✍️
・Range:範囲・幅・域
・motion:動作・身振り・運動
今回の問題は、選択肢にある各関節の最大可動域(ROM)を把握した上で、最も大きく動かせる関節を選択する問題となりました💡
問題が理解できたところで、次は選択肢について、順に確認していきましょう!
まず関節にはそれぞれ動き方があり、その動かし方によって名称・最大可動域が異なってきます。
→肩関節は球関節といい、様々な方向に関節を動かすことができます。
多くの動かし方がある中で、最も大きく動かせるの「外転」は、参考可動域が180度となります!
後ほど他関節も確認しますが、肩関節外転動作よりも大きく動かせる関節が無いため、正解は『A. 肩関節』になります。
→股関節は、肩関節同様の球関節になります!
様々な方向に動かすことができますが、寛骨臼に大腿骨頭が約4/5埋まっている関係で、肩関節よりも関節可動域は狭まります。
動作の大きな外転/内旋/外旋の参考可動域が、45度となり、選択肢からは除外されます。
→肘関節は蝶番関節といい、片方の骨の表面が凸曲面(尺骨)が、 もう一方の骨の凹曲面(上腕骨)のくぼみに適合する関節のことを指します。
ドアの蝶番のように一方向のみに動きます☝︎
屈曲の参考可動域が145度となり、こちらも肩関節には及ばないため、選択肢からは除外されます。
→膝関節は顆状関節といい、関節頭は球形ではなく、関節窩も浅く関節頭の側面にまで達してない形をしており、運動は靱帯により制限され、1あるいは2方向に限られる関節のことを指します。
屈曲の参考可動域が130度となり、こちらも肩関節には及ばないため、選択肢からは除外されます。
如何でしたか?
各関節の可動域も理解した上でのトレーニング・ストレッチを実施すると、それぞれより大きな効果を得ることが出来ます✨
また今回ご紹介できなかった他の関節の可動域も、ぜひ調べてみてください✍️
本日はここでお別れとなります😌
最後までご覧頂きありがとうございました!
それではまたお会いしましょう~🍀
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