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2020.05.03NSCA-CPT対策

NSCA対策〜第6章 有酸素性持久力トレーニング〜

みなさん、こんにちは!

ASPトレーナースクールです!

 

本日は、

【第6章〜有酸素性持久力トレーニング〜】についてお話させていただきます!

 

第6章は、有酸素性持久力トレーニングへの生理学的な応答と適応に関する章ですね。

 

有酸素性持久力トレーニングといえば、ウォーキングやバイクなどがありますね!

スーパーや駅まで、歩いたり自転車を使ったり、日常生活の中で自然と行われている方も多いかと思います。

 

有酸素性持久力トレーニングを行うことで、身体にどのような影響が出るのでしょうか?

理解を深めていきましょう。

それではさっそく問題です!

 

問題:有酸素性オーバートレーニングの結果として最もよくみられる反応はどれか?

 

a、最大酸素摂取量の減少

b、筋グリコーゲン量の増加

c、体脂肪率の増加

 

 

正解は

a、最大酸素摂取量の減少

 

です!

 

解説

 

まず、問題文にございます「オーバートレーニング」という言葉の意味から確認していきましょう!

 

オーバートレーニングとは・・・

オーバーリーチングの状態で行うトレーニングのことです!

 

オーバーリーチングとは、「十分な回復がない状態で行う、個人の能力を超えた短期的なトレーニング」を意味します。

つまり、トレーニングによって体に無理をかけすぎてしまっている状態ということですね。

有酸素性持久力トレーニングにおけるオーバートレーニング/オーバーリーチングについて、一般的な指標としてNSCAでは下記が挙げられております。

 

<全身の不調>

・パフォーマンスの低下

・早期の疲労開始

・最大酸素摂取量の減少

・筋痛の増大

 

<心理面>

・トレーニングに対する関心と熱意の喪失

・心理状態の変化(抑うつ、不安感、倦怠感などの増大と気力の低下およびそれらの変化の組み合わせ)

 

<心拍数>

・安静時心拍数と最大心拍数の低下

・最大下運動時の心拍数の増加

 

その他にも・・・

・最大下運動時の血漿乳酸濃度の低下

・交感神経性ストレス応答の増大

・カテコールアミン濃度の低下

 

があります。

 

 

簡単にまとめますと、

「全身なんだか調子が悪い。良いパフォーマンスが出来ない。」

という状態のことですね!

 

最大酸素摂取量は、

「1分間に体重1kgあたりで取り込むことができる酸素の量(ml/kg/分)」を示します。

 

有酸素性持久力のトレーニングを適切に行うと、

運動強度が高くなったり運動継続時間が長くても、体内に十分な酸素を取り入れ、利用することが出来る能力が向上するのですが、

 

オーバートレーニングの状態では、体が十分に回復していないので最大酸素摂取量は減少するのです。

 

 

 

その他の選択肢について説明していきますね!

 

b、筋グリコーゲン量の増加

筋グリコーゲンとは何でしょうか?

筋肉に蓄えられる糖の一種で、筋肉の収縮のためのエネルギー源です。

 

トレーニングで筋グリコーゲンを消費すると枯渇しますが、糖質をしっかり摂ると「筋グリコーゲン量が増加」しますよ!

エネルギーが十分に貯蓄されていると、良いパフォーマンスが出来ますね!

 

 

c、体脂肪率の増加

 

有酸素性持久力トレーニングでは、脂肪をエネルギーとして使うことが出来ます!

そのため、「体脂肪率は減少」が正しいですね^^

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

オーバートレーニングの発生/反応/症状は、個人間で大きな変動があります。

そのため、オーバートレーニングを避けるためには、クライアントや選手一人一人の様子を把握したり、兆候を理解しておくことが大切です。

 

これからも頑張っていきましょう♪

 

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