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2024.01.06コラム

ジムトレーナーになる方法とは?仕事内容や年収、働き方、求められる資格なども解説

 

普段から体を動かすことが好きで、ジムのトレーナーに興味があるという方もいるのではないでしょうか。

近年、健康が気になっているシニア世代や、美容に関心がある女性からの需要の高まりにより、ジムトレーナーの需要増加が期待できるため、興味のある方は就業に向けて一歩を踏み出してはいかがでしょうか。

この記事では、ジムトレーナーがどのような職業なのかを詳しく解説します。仕事内容や、「正社員」「フリーランス」といった働き方、平均収入、ジムトレーナーになる方法、必要なスキルや資格、トレーナーを目指す方におすすめのスクールをご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

 

ジムトレーナーとは

ジムトレーナーとは、スポーツジムやフィットネスクラブで働くトレーナーのことです。施設によっては、「フィットネストレーナー」「ジムインストラクター」「スポーツトレーナー」などと呼称される場合もあります。

近年、「健康の維持・増進のために運動する」という意識が浸透し、スポーツは学生や一部のアスリートだけのものではなくなりました。会社員や主婦・主夫、定年退職後の高齢者など、さまざまな方がスポーツジムに通っています。

ジムトレーナーは初心者からベテランまで、それぞれのレベルに応じて運動メニューを考案し、技術指導を実施する役割を担います。

 

ジムトレーナーの仕事内容

以下は、ジムトレーナーの基本的な仕事内容です。

 

  • 正しい筋力トレーニング方法の指導
  • 顧客の食事指導
  • トレーニングマシンの管理
  • 顧客管理などの事務作業

 

「なにを目的としているのか」によって、正しい筋力トレーニングの方法は異なります。

たとえば、ボディビルディング選手であれば、「筋繊維の肥大」を目指して、最大筋力の60~70%程度の負荷でトレーニングするべきです。一方で、健康増進を目的としている場合、その方の体格や健康状況に合わせ個別でメニューを組まなければなりません。

ジムトレーナーは、「なにを目的にトレーニングするのか」をヒアリングして、適切な方法を指導する必要があります。

また、筋力トレーニングの効果を十分に引き出すために、顧客の生活習慣や食事について指導することも重要です。更に、トレーニングマシンを維持・管理することも、ジムトレーナーの役割であり、不具合を発見した場合は適切な処置を取ることが重要です。

そのほか、顧客名簿の作成・管理などの事務作業もおこないます。

 

ジムトレーナーの働き方について

ジムトレーナーの働き方は、おもに以下の2種類に大別されます。それぞれの特徴を踏まえ、働き方を決めることが重要です。

 

  • スポーツジムなどの正社員として働く
  • パーソナルジムなどでフリーランス(自営業)として仕事をする

 

それぞれについて詳しく説明します。

 

正社員

スポーツジムやフィットネスクラブなどを運営する会社に就職・転職し、正社員として給料を受け取りながら業務をおこなう働き方があります。

福利厚生制度の恩恵を受けたり、研修制度を通じて能力を向上させたりすることが可能です。ただし、具体的な内容は各社で異なるので、求人広告や公式サイトにしっかりと目を通しておきましょう。

なお、スポーツジムの営業形態は多様化しており、「24時間営業」の店舗も見られます。勤務先によっては、夜勤を命じられることがあるかもしれません。雇われて仕事をする以上、基本的には経営者や上司の意向に従う必要があります。

 

フリーランス(自営業)

ご自身でトレーニングジムを経営したり、店舗を持たずにフリーランスとして仕事をおこなったりする方法もあります。

厚生労働省が運営する「職業情報提供サイトjobtag」に掲載されているデータによると、「自営、フリーランス」が59.7%を占めており、ジムトレーナーとしては一般的な就業形態といえるでしょう※1。

会社員とは異なり、上司に命じられることなく、ご自身の裁量で働き方(出勤回数や勤務時間など)を自由に決定できます。

ただし、集客のための施策(広告・宣伝)やスタッフの募集・採用、資金調達などは、ご自身でおこなわなければなりません。

※1 出典:職業情報提供サイトjobtag「スポーツインストラクター」

 

ジムトレーナーの年収や月収

上述した厚生労働省の「職業情報提供サイトjobtag」によると、ジムトレーナー(スポーツインストラクター)の全国平均年収は383.8万円となっています※2。また、同サイトに掲載されている「ハローワークの無期フルタイム求人の中間値の平均」によると、平均月収は22.6万円となっています。

ただし、あくまでも平均値であり、収入は就業先によって異なることにご注意ください。フリーランス(自営業)の場合は、ご自身によって収入が左右されます。

また、収入を増やしたいのであれば、技術や知識、資格を習得しなければなりません。技術や知識を磨いたりスキルの証明となる資格を取得したりすると、顧客から指名やリピートされやすくなり、より報酬やインセンティブを受け取れる場合があります。

※2 出典:職業情報提供サイトjobtag「スポーツインストラクター」

 

ジムトレーナーになるには?

以下は、ジムトレーナーになるためのおもな方法です。

 

  • ジムでアルバイトをする
  • 専門学校や体育大学で学ぶ
  • トレーナー育成スクールに通う

 

それぞれについて詳しく説明します。

 

ジムでアルバイトをする

スポーツジムでアルバイトやパートをしながら正社員を目指すことも可能です。アルバイト・パートであっても履歴書の職歴欄に記載できるので、採用担当者から高評価を得やすくなるでしょう。

なお、アルバイト・パートとして勤務している企業で、そのまま正社員になりたいのであれば、「正社員登用制度」があることを確認したうえで応募することをおすすめします。

 

専門学校や体育大学で学ぶ

体育系の専門学校や大学に入学し、専門スキルを習得したうえでスポーツジムに就職する方法もあります。

座学や実習などを通して体系的に理論を学ぶことが可能ですが、専門学校であれば2年程度、大学であれば4年(大学院修士課程を修了するのであれば6年)程度の時間、および、在学期間中の学費がかかることにご留意ください。

 

トレーナー育成スクールに通う

社会人向けの「トレーナー育成スクール」に通う方法もあります。専門学校や大学よりも学費が割安な傾向があり、時間もかかりません。

スクールによっては、トレーナー向けの資格の取得をサポートしてくれる場合もあります。

 

ジムトレーナーに必要なスキル

 

以下は、ジムトレーナーに必要なスキル・知識です。

 

  • コミュニケーション力
  • 説明力・指導力
  • 筋肉や食事に関する知識

 

それぞれについて詳しく説明します。

 

コミュニケーション力

ジムトレーナーは、さまざまな顧客と接するため、臨機応変に対応するコミュニケーション力が求められます。

そのため、日頃からコミュニケーションスキル(傾聴力、説明力、他者の反応を理解する力)を磨くことが大切です。友人や家族だけではなく、年齢差がある初対面の人物ともスムーズに会話できるように練習しましょう。

 

説明力・指導力

ジムトレーナーとして業務をおこなうには、身体の動かし方やマシンの操作方法など、トレーニングに関する事項を顧客にわかりやすく説明する能力が求められます。

また、挫けそうになっている顧客を見かけたら、「もう少し頑張りましょう」などと励まして奮起させる指導力も必要です。

 

筋肉や食事に関する知識

コミュニケーション力や指導力以外にも、筋肉に関する専門的な知識やトレーニング向けの食事知識も習得しなければなりません。

機能解剖学の知識があれば筋肉の働きを正確に理解することが可能になり、効果的にトレーニングの指導を実施できるでしょう。加えて、栄養学や食事指導の知識があれば、リバウンドを防ぎつつ、無理なく顧客のダイエットやトレーニングを手助けできます。

 

ジムトレーナーに必要な資格

ジムトレーナーには特定の資格は必要ありません。しかし、資格を保有しているとご自身のスキルを証明できます。

以下は、ジムトレーナーにおすすめの資格の例です。

 

  • NASM-CPT
  • NSCA-CPT
  • NESTA-PFT
  • JATI-ATI

 

各資格の概要や受験資格、難易度などを詳しく説明します。

 

NASM-CPT

NASM-CPTは、30年間にわたりパーソナルトレーナー業界をリードしてきた全米スポーツ医学協会(National Academy of Sports Medicine、NASM)が認定・発行している資格です。

業界でもっとも優秀な専門家がプログラムを監修しており、NCCA(国家認証機関委員)によって米国内で最高水準にランク付けされている資格なので、取得しておけばジムトレーナーとして就業しやすくなるでしょう。

 

NSCA-CPT

NSCA-CPTは、全米ストレングス&コンディショニング協会(National Strength & Conditioning Association、NSCA)が認定・発行している資格です。

健康と体力に関しての評価・動機づけ・教育や、トレーニングやコンディショニング指導の知識・技術について優れた専門的能力を有する人材として認定されるため、トレーニングの知識に加え、医学的・運動生理学的な専門知識やトレーニングの指導技術が必要となります。

年齢・性別・経験を問わず幅広い層に指導することが可能になります

 

NESTA-PFT

NESTA-PFTは、全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会(National Exercise & Sports Trainers Association、NESTA)が認定・発行している資格です。

受験のしやすさ・更新のしやすさが魅力であり、パーソナルトレーナーとしての経験が浅い方や、仕事が忙しくて試験を受けられない方、長期的に使える資格が欲しい方などにおすすめです。

資格を取得する過程で、身体に関する専門的知識や実践的技術、ビジネススキルなど、プロフェッショナルとして不可欠な総合的な知識・技術を習得できます。

 

JATI-ATI

JATI-ATI(JATI認定トレーニング指導者資格)は、特定非営利活動法人日本トレーニング指導者協会(JATI)が認定する資格であり、JATIが認定している資格の中で「基礎資格」に位置付けられています。

科学的根拠のあるトレーニングメニューの作成や指導のプロであることを証明する資格であり、スポーツ選手や一般人を対象に、トレーニングコーチやフィットネスインストラクター、パーソナルトレーナーなどとして働く際に役立つでしょう。

 

まとめ

スポーツジムやフィットネスクラブにおいて筋力トレーニングなどの指導を実施する「ジムトレーナー」は、正社員として就業する方法のほか、フリーランス(自営業)として働くことも可能です。

ジムトレーナーには、コミュニケーション力や説明力・指導力に加えて、筋肉や栄養に関する知識も求められるため、これらのスキルを身につけることが重要です。

専門学校や大学で学ぶという選択肢もありますが、比較的多くの時間や費用を要するため、社会人の方が学ぶには難しいかもしれません。

そのような場合は、ジムトレーナー育成スクールに通うことがおすすめです。

 

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