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2021.06.17NSCA-CPT対策

NSCA 機能解剖学

皆さんこんにちは、ASPトレーナースクールの酒井です🐸

1年もあっという間に約半年が経過し、湿度の高い梅雨がやって参りましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか??

 

☂️が降っている。。。そんな時は、外出するのではなくご自宅で勉強のチャンス

たくさんインプットして、いきましょう!

 

さて、今回は『機能解剖学』から問題を出題します。

 

準備はよろしいでしょうか?

それでは早速問題です!

 

Q:最も関節可動域(ROM)が大きい関節の名前は次のうちどれか。

 

A. 肩関節

B. 股関節

C. 肘関節

D. 膝関節

 

 

答え:A 肩関節

皆さん正解できましたでしょうか?

なぜ肩関節なのか🤔

問題文・選択肢の関節を順に確認していきましょう

 

◎関節可動域(ROM)とは?

まず問題文にあります『関節可動域(ROM)』とはどういう意味でしょうか?

可動域・・・動かすこと出来る最大範囲(角度)

すなわち、その関節を動かすことのできる最大範囲(角度)のことを指します。

 

またROMとは、Range of motionの略となります✍️

Range:範囲・幅・域

motion:動作・身振り・運動

 

今回の問題は、選択肢にある各関節の最大可動域(ROM)を把握した上で、最も大きく動かせる関節を選択する問題となりました💡

 

問題が理解できたところで、次は選択肢について、順に確認していきましょう!

まず関節にはそれぞれ動き方があり、その動かし方によって名称・最大可動域が異なってきます。

 

A. 肩関節

動かし方:屈曲/伸展/内転/外転/内旋/外旋/水平内転/水平外転

肩関節は球関節といい、様々な方向に関節を動かすことができます。

多くの動かし方がある中で、最も大きく動かせるの「外転」は、参考可動域が180となります!

後ほど他関節も確認しますが、肩関節外転動作よりも大きく動かせる関節が無いため、正解は『A. 肩関節』になります。

 

 

B. 股関節

動かし方:屈曲/伸展/内転/外転/内旋/外旋

股関節は、肩関節同様の球関節になります!

様々な方向に動かすことができますが、寛骨臼に大腿骨頭が約4/5埋まっている関係で、肩関節よりも関節可動域は狭まります。

動作の大きな外転/内旋/外旋の参考可動域が、45となり、選択肢からは除外されます。

 

 

C.肘関節

動かし方:屈曲/伸展

肘関節は蝶番関節といい、片方の骨の表面が凸曲面(尺骨)が、 もう一方の骨の凹曲面(上腕骨)のくぼみに適合する関節のことを指します。

ドアの蝶番のように一方向のみに動きます☝︎

屈曲の参考可動域が145となり、こちらも肩関節には及ばないため、選択肢からは除外されます。

 

 

D. 膝関節

動かし方:屈曲/伸展

膝関節は顆状関節といい、関節頭は球形ではなく、関節窩も浅く関節頭の側面にまで達してない形をしており、運動は靱帯により制限され、1あるいは2方向に限られる関節のことを指します。

屈曲の参考可動域が130となり、こちらも肩関節には及ばないため、選択肢からは除外されます。

 

 

まとめ

如何でしたか?

各関節の可動域も理解した上でのトレーニング・ストレッチを実施すると、それぞれより大きな効果を得ることが出来ます

また今回ご紹介できなかった他の関節の可動域も、ぜひ調べてみてください✍️

 

本日はここでお別れとなります😌

最後までご覧頂きありがとうございました!

それではまたお会いしましょう~🍀

 

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