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2021.05.24NSCA-CPT対策

18章〜妊婦さんについて〜

皆様こんにちわ!

ASPトレーナースクールの大西です!

 

季節は5月!

夏も近づいており、暖かくなってきましたね!☀️

NSCAに向けての勉強は、捗っていますでしょうか?

ちなみに私がNSCAを取得したのも5月末でした!✋

 

さて、本日は18章の妊娠したクライアントから出題&解説をさせていただきます💡

妊娠したクライアントさんは、実際の現場でも沢山いらっしゃいますので、非常に重要な章になります!

焦らずに対応できるように、日頃から準備しておきましょう!🙆‍♀️

しっかり考えてから解いてみてください💪

 

問題!

健康な妊娠のクライアントに推奨できる、適切なエクササイズのガイドラインはどれか?

1→少なくとも週3日の身体活動を実施し、一日30分まで徐々に時間を延長する。

2→主要筋群の筋力トレーニングを複数レップ(12〜15)完遂できる負荷で実施する。

3→エクササイズ強度が中程度の乗馬、インラインスケート、屋外サイクリングなどの活動を行う。

4→妊娠中期を過ぎたら仰臥位でのエクササイズは避ける。

<選択肢>

A→1、2

B→1、4

C→2、3

D→3、4

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

解答!

<Aの1、2になります!>

皆様正解できましたでしょうか?

 

解説!

それでは解説にいきましょう!

①→少なくとも週3日の身体活動を実施し、一日30分まで徐々に時間を延長する。

NSCA的に運動に対して禁忌のない健康な妊婦さんに適用されるガイドラインとして下記のように定められています!

・中程度の身体活動を行う!

①最低15分/日→→→30分

②週3日→→→毎日

このように漸進的に増加させていくのでこちらは正となります!👀

 

②→主要筋群の筋力トレーニングを複数レップ(12〜15)完遂できる負荷で実施する。

こちらは、15章で習う強度別による目的を参考にすると筋持久力系トレーニングに当てはまりますね💪

高重量で負荷をかけていくのではなく、低重量(自体重も可)で高回数のトレーニングをしていくことで

出産時の長期的な持久力を養っているのですね☝️

つまりこちらも正しい!ということになります!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

💡ここで豆知識です💡

高強度運動を継続した妊婦さんを対象とした実験結果!

メリット😉

・胎児の心拍数が5〜15拍向上!

→心拍数が向上することで、元気な泣き声で泣く新生児が誕生するかもしれませんね✌️

・子宮活動の悪循環や、早産、流産の原因となる可能性はほぼ0!

→妊婦さんは絶対安静!と考えている方も多くいるかとは思いますが、

危険に配慮して行えば心配なしという事になりますね🙆‍♀️

 

デメリット😭

・通常の新生児に比べ約300〜350g軽い新生児が生まれる

→母親が高強度運動を継続することで、栄養が不足してしまい新生児の皮下脂肪が減少している事が原因

つまり、高強度のエクササイズは胎児の体重を減らしてしまいます。

やりすぎた場合は栄養がいかず、未熟児ということも考えられる訳です。

 

妊婦さんの運動にはデメリット、メリット共に存在することを理解する事が大切ですね✊

妊婦さんのお客様を対応する際に是非ご参考にしてくださいませ🙌

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

③→エクササイズ強度が中程度の乗馬、インラインスケート、屋外サイクリングなどの活動を行う。

こちらは、ガイドラインとして『たとえ緩やかでも、腹部へ衝撃が加わったり、身体のバランスを失ったりするようなスポーツや活動は避ける。』

例として『乗馬、インラインスケート、屋外サイクリング』などはガッツリ記載されています!

これらの運動にはバランス能力が求められ、転倒の危険性がありますので、妊婦さんにはオススメできません!

よって回答としては🙅‍♂️になります!

 

④→妊娠中期を過ぎたら仰臥位でのエクササイズは避ける。

最後にこちらです!

こちらは簡単なように見えて、実は深く考えてしまう内容となっております。

そもそも前提として下記は確実に覚えてください!!

・妊娠初期/妊娠発覚~3ヶ月/I期

・妊娠中期/3ヶ月~6ヶ月/II期

・妊娠後期/6ヶ月~9ヶ月/Ⅲ期

これらはどのような形で表記されても、時期がわかるようにした上で初めて問題に取り掛かれます❗️

話は戻り、仰臥位エクササイズが不正解な理由を見ていきましょう!👀

 

まず、胎児が成長するにつれ子宮が大きくなります。

その際に仰臥位になると、①心臓への静脈還流が抑制→②心拍出量が減少→③仰臥位低血圧症候群

このような悪循環になってしまいます。

 

従って、妊娠中期以降という胎児が本格的に母親のバランス感覚に影響を与えてくる頃に仰臥位は危険と判断し不正解となります!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まとめ

しかし、我武者羅にやればいいという訳ではありません!

バランス能力の低下や、関節が弛んできて怪我の危険が増える、時期によってフォームに制限がある!

など気をつけるべき点も沢山ございますが、知っておいていただきたいのは

妊娠=安静ではない!むしろ運動することで安全な出産に繋がる!

という事です!

 

そして、その知識を持った状態でお客様を暖かく迎え、安全な出産のサポートをして差し上げましょう👍

 

本日は以上になります!

また次回の投稿をお楽しみに🙌

 

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