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こんにちは!!!

 

ASPトレーナースクールです。

 

今回は、

14章『心臓血管系活動に安全に参加するための一般的ガイドライン』

についての問題および解説です。

 

問題:生体における水分の役割について、誤っているものはどれか?

A.体温調整

B.栄養素の運搬

C.化学反応に関与

D.脂質の溶媒

 

 

 

 

 

 

 

解答:「D.脂質の溶媒」

 

《解説》

A.体温調整

体内の水分は、体温を調節する上で大切な役割を持っています。

 

例えば汗をかくことは、体温を一定に保つための重要なシステムです。水は蒸発するときに熱を奪う性質を持っており、汗をかいたときにこれが利用されます。

 

つまり、皮膚から汗が蒸発するときに熱が奪われるため、皮膚表面の温度が下がるのです。

夏に気温が上昇したときや、運動をして身体温度が高くなったときなどに汗をかくのはこのためです。

 

こうして、体温の上昇を防いでいるのです。

 

B.栄養素の運搬

体内の水分は、体の隅々まで酸素、栄養、ホルモンなどを運ぶ重要な役割を担っていると同時に、老廃物や過剰な物質を運び出し、体外に排泄するという大切な働きをしています。

 

C.化学反応に関与

食べ物に含まれる栄養分は、体の中の化学反応によって、必要な物質やエネルギーに変えられます。体内の水分は化学反応が順調に行えるように調節してくれます。

 

D.脂質の溶媒

体の中の水分は様々なものを溶かす溶媒としての役割があります。体内の水分の中には、タンパク質やナトリウム、カリウムなどのミネラル、ブドウ糖、アミノ酸、電解質など様々な成分が溶け込んでいます。

 

私たちが生きていくには栄養成分や酵素が必須ですが、これらは水に溶けた形で体内に取り込まれ、体の隅々に

送り届けられます。

 

その中で、脂質は水に溶けない性質を持っています。

ではどうやって他の栄養素のように運ばれているかというと、リポタンパク質がその役割を担っています。

 

リポタンパク質とは血液中において水に不溶な脂質を、吸収部位や合成部位から使用部位へ運搬するための複合体粒子です。 これによって脂質を送り届けています。

 

いかがだったでしょうか?

 

水は大事なものとはわかっている人は多いですが、体の中でどのような役割をしてくれているのかまで

理解できているとクライアントにも説明ができますね!

今回はここまで!

次回の投稿をお楽しみに♪

 

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