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2024.02.03コラム

アスリートフードマイスターとは?資格の取得がおすすめの人や合格率、難易度を解説

 

アスリートフードマイスターは、スポーツに関わる方やスポーツを楽しみたい方におすすめの資格のひとつです。

この記事では、アスリートフードマイスターとはどのような資格なのか詳しく解説します。また、アスリートフードマイスターの資格取得に向いている方や実際に取得する方法、合格率なども紹介するので、アスリートフードマイスターに興味がある方はぜひ参考にしてください。

 

アスリートフードマイスターとは?

アスリートフードマイスターとは、アスリートやスポーツ選手が最高のパフォーマンスを発揮するために、食の面からアプローチする役割の人材を指します。アスリートフードマイスターという資格は、一般社団法人日本アスリートフード協会が認定する民間資格です。

アスリートの年齢や体質、更に競技や食事を取るタイミングによっても最適な食事は異なるため、おもに「いつ」「どのように」「どんな食べものを食べたら良いか」を把握し指導することで、体作りやパフォーマンス向上のための食事管理をおこないます。

ジュニアからプロアスリートまで、スポーツを楽しむさまざまな方に向けて個人にあわせた食事プランを組みサポートします。

 

アスリートフードマイスター資格の取得がおすすめできる方

アスリートフードマイスターの資格は、おもに以下のような方が取得すると役立てることができます。

 

  • ご自身がアスリートまたはスポーツをしている
  • 家族や友人など身近な人がアスリートである
  • スポーツに励む子どもをサポートする方
  • スポーツに関わる仕事で活躍の幅を広げたい方

 

それぞれ詳しく解説します。

 

ご自身がアスリートまたはスポーツをしている

アスリートフードマイスターは、ご自身がアスリートである方や日頃スポーツを楽しんでいる方にとくにおすすめの資格です。

スポーツ栄養の知識をつけることで、アスリートやスポーツ選手として長く活躍するための体作りができるほか、試合当日にも最善のコンディションで臨むために食事の面でコントロールできるようになります。

よりご自身に適した食事を取れるようになり、パフォーマンスの向上が期待できるでしょう。

 

家族や友人など身近な人がアスリートである

ご自身ではなく、家族や友人などがアスリートである場合も、アスリートフードマイスターの資格を取得すると役立てることができます。

資格取得を通してスポーツ栄養の知識を身につけると、一人ひとりにあわせた食のアドバイスやサポートができるようになります。そのため、応援したい方のパフォーマンス向上のために知識を還元し、サポートできるでしょう。

 

スポーツに励む子どもをサポートする方

子どもがスポーツに励んでいる場合も、アスリートフードマイスターの資格を活かすことができます。

資格取得を通して子ども向けの適切な食事についても学べるため、保護者や部活・スポーツチームの指導者などにもおすすめです。正しい知識と情報を持つことで、成長期の子どもにとってよりよいサポートができるようになります。

また、子ども自身が体に良い食べものの「選び方」や「食べ方」などを身につけるための指導においても役立てることができます。

 

スポーツに関わる仕事で活躍の幅を広げたい方

スポーツトレーナーやスポーツインストラクター、パーソナルトレーナーなど、現在スポーツに関わり、選手の育成やサポートをする仕事をしている方にもおすすめです。

アスリートフードマイスターの資格取得を通して、食の面からもアドバイスやサポートができるようになります。スポーツ栄養に関する知識の幅がより広がり、一貫性のある指導ができるようになるでしょう。

 

アスリートフードマイスター資格の取得方法

 

アスリートフードマイスターの資格を取得するには、一般社団法人日本アスリートフード協会が主催する「アスリートフードマイスター養成講座」を受講し、検定試験に合格する必要があります。資格には3~1級の階級があり、3級から順を追って受講し、受験することが一般的です。

アスリートフードマイスター養成講座には、通学または通信講座(Web版、DVD版)があり、選んで受講します。検定試験は、通学の場合は会場にて、通信(Web版)の場合はWeb試験、通信(DVD版)の場合は会場またはWeb試験を選択することができます。

合格ラインは満点の70%とされており、2級以降からは二次試験として面接・口答試験も加わります。

 

アスリートフードマイスター資格の概要と合格率・難易度

階級ごとの詳しい概要や合格率・難易度を以下の項目で解説します。

 

  • 3級
  • 2級
  • 1級

 

それぞれ詳しく確認してみましょう。

 

アスリートフードマイスター3級

アスリートフードマイスター3級では、アスリートの健康維持やパフォーマンスの向上を目的として、アスリートフードの基礎となる理論を学びます。スポーツに適した食事を理解し、体作りのための栄養の知識を身につけることができます。

具体的には、試合前やトレーニング期、オフ期などそれぞれのタイミングにあわせた食事プランや献立が立てられるようになることで、ご自身や家族など身近な方の食生活に役立てることを目指します。

3級は短期間での受講が可能で取り組みやすく、更に合格率は約85%と難易度は比較的低めです。計画的に勉強をすれば合格できるため挑戦しやすいといえます。

 

アスリートフードマイスター2級

アスリートフードマイスター2級では、おもにスポーツ栄養や体のメカニズム、アスリートやスポーツ選手とのコミュニケーション手法を学びます。実際にアスリートへの食事マネジメントができるスキルを目指す内容となっていることが特徴です。

更に、増量や減量などアスリートの要望に応じられるようにより幅広い知識を学ぶため、個人だけでなくチーム全体をサポートするための知識も身につけられます。

2級の合格率は約35%で、難易度は3級よりも高くなっています。計画的に、かつしっかり準備して挑みたいレベルといえます。

また2級を取得すると、アスリートフードマイスターカンパニー制度に登録できるようになります。この制度は、アスリートフードマイスターをひとつの職業として確立し、仕事の機会を提供することが目的として設立された制度です。

アスリートフードマイスター制度に登録することで、アスリートフードマイスターに仕事を依頼したい企業や団体とマッチングできる機会が増えるため、仕事の幅が広がります。

 

アスリートフードマイスター1級

アスリートフードマイスター1級では、トップアスリートに向けて高度な健康管理やサポートができる知識を学びます。具体的には、栄養管理やケガ・病気の予防、治療の事例研究や医療との連携方法、コーチングなどがあげられます。

アスリートと信頼関係を築くためにはコーチングの知識を身につけることも重要であるため、1級の講座では現役のアスリートを招いてフードプランニングを実践する機会もあります。

なお、1級の合格率は公開されていません。

 

アスリートフードマイスター以外のスポーツに関する資格

ほかにもスポーツに関する資格にはさまざまなものがあります。たとえば、アスリートフードマイスターのようにスポーツ選手の栄養や健康に関する資格として「管理栄養士」、指導者に関する資格として「日本スポーツ協会公認スポーツ指導者」などもあります。

ほかにも、スポーツ選手のパフォーマンスに関する資格として「NSCA認定パーソナルトレーナー」「日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー」、怪我防止やリハビリに関する資格としては「柔道整復師」「鍼灸師」「あん摩マッサージ指圧師」などがあります。

 

まとめ

アスリートフードマイスターの資格を取得すると、食を通してアスリートやスポーツ選手をサポートすることができます。

また、スポーツに励む家族や友人に対して知識を還元できるほか、スポーツを楽しむご自身の健康管理に役立てられるなど、スポーツに関わる方にとってはメリットが大きく、ぜひ取得したい資格のひとつです。

国家資格ではないものの、民間資格として3級~1級があるため、ご自身が目指すレベルに応じて資格取得を目指しましょう。

2級以降は仕事として活かすことができるため、活躍の場を広げることもできます。スポーツに関わる方やスポーツ栄養に興味がある方は、ぜひ挑戦してください。

 

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アスリートフードマイスター以外にも、スポーツや栄養に関わる資格はたくさんあります。パーソナルトレーナーもその一つです。

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いずれのコースにも基礎としてカリキュラムに「栄養学」が組み込まれており、スポーツと関わるうえでより幅広い知識を身につけることができます。

ASPトレーナースクールはご自身の好きな時間に通うことができる完全マンツーマン指導で、仕事やプライベートと両立しながらでも通いやすい点が魅力です。また、豊富な実技実習も受けられるため、卒業までにパーソナルトレーナーとして即戦力となる技術力が身につきます。

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