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2020.03.05NSCA-CPT対策

NSCA対策9章〜CADの危険因子〜

みなさんこんにちは!

 

ASPトレーナースクールの大塚です!

 

本日はNSCA9章からCADの危険因子に関する問題を解説していきます!

 

では早速いきましょう!

 

 

問題   CADの危険因子でないのは次のうちどれか?

a. 家族歴

b. 高HDLコレステロール

c. 運動不足

d.肥満

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

解答は  B  高HDLコレステロール

 

 

 

解説:CADの危険因子

CADとは?

そもそもCADとは何でしょうか?

CADとはCoronary Heart Diseaseの略称で、冠状動脈疾患のことを指します!

冠状動脈疾患とは、心臓の心筋に十分な血液が供給されないために起こる病気で、心筋に血液を供給する冠状動脈の血流が悪くなることによって生じます。

具体的には、狭心症心筋梗塞がそれに当たります。

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狭心症:冠状動脈の内側が狭くなり、心筋に必要な量の酸素が供給できなくなった結果、胸の痛みに襲われる病

心筋梗塞:冠状動脈の詰まりがひどく、心筋の一部の組織が壊死してしまう病

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NSCA9章では、このCADになってしまう可能性の高い要素を、危険因子として8つ設定しています!

今回はその8つの項目が理解できているかを問う問題でした!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

危険因子項目

結論から言うと、下記が危険因子の項目となります!

 

 

 

まず、選択肢aの家族歴ですが、ご覧の通り男性家族と女性家族によって年齢の差がありますが、危険因子として認められています。

選択肢cの運動不足については、非活動的な運動習慣として、危険因子として認められています。

選択肢dの肥満についても、BMIもしくはウエストの大きさで、危険因子として認められていますね!

 

選択肢bを見てみましょう!

選択肢bの高HDLコレステロールですが、HDLコレステロールは高脂異常症として、たしかに危険因子の項目としては存在しています。

しかしながら、HDLコレステロールは、値が高い方が健康的であるとされるのです。

表をよく見てみると、HDLコレステロール値は40mg/dl以下だと危険因子として認められると書かれていますね!

 

HDLコレステロールは血管内を綺麗にしてくれる作用があります(LDLコレステロールは逆に血管内を汚す作用がある)。

そのため善玉コレステロールともよばれますので、値は高い方が良いのです!

 

ですので、結果としては

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a. 家族歴→陽性の危険因子

b. 高HDLコレステロール→陰性の危険因子

c. 運動不足→陽性の危険因子

d.肥満→陽性の危険因子

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となりますので、答えはbとなるわけです!

 

 

 

 

まとめ

いかがでしたか?

NSCA9章は手続き的な内容がメインになりますので、苦手な方もいらっしゃるかと思いますが、ご自身の健康状態を評価する際にも大いに役立つ内容になりますので、是非楽しみながら勉強してみてください!

 

本日は以上となります!

次回もお楽しみに〜!

 

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