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2023.12.25コラム

パーソナルトレーナーとは?仕事内容や働き方、必要な資格について解説

 

パーソナルトレーナーという職業に興味はあるものの、詳しい仕事内容や必要な資格・スキルがわからず、お悩みの方もいるのではないでしょうか。

パーソナルトレーナーは、目的にあわせてトレーニング内容の計画をしたり、トレーニングの指導を1対1でおこなったりする職業です。パーソナルジム以外にも、病院やクリニック、公共施設など多くの活躍の場があります。

この記事ではパーソナルトレーナーの仕事内容や働き方、パーソナルトレーナーになる方法のほか、必要な資格やスキルについて解説します。

パーソナルトレーナーを目指す方や興味をお持ちの方は、ぜひ参考にしてください。

 

パーソナルトレーナーとは?

パーソナルトレーナーとは、トレーニングの目的にあわせてプログラム内容を考え、1対1で指導する指導者のことです。

トレーニングをおこなう目的は一人ひとり異なり、「筋力を増やしたい」という方もいれば、「疾患やケガのリハビリテーションをしたい」という方もいるでしょう。

パーソナルトレーナーは目的に合ったトレーニングだけでなく、食事や生活習慣なども含めてトータルで指導するため、幅広い知識が必要な職業です。

 

パーソナルトレーナーの仕事内容

先述のとおり、パーソナルトレーナーは、ユーザーのトレーニング目的にあわせて食生活などさまざまな生活習慣の指導をおこないます。

そのほかにもパーソナルトレーナーには、以下のような仕事内容があります。

 

  • カウンセリングを実施し、ユーザーの状態を把握
  • 食事の献立立案や、フィードバック
  • 睡眠などの生活習慣のアドバイス
  • 運動プログラムの作成
  • 正しいトレーニング方法の指導
  • メンタル面のサポート
  • ストレッチやケアによるコンディショニング
  • トレーナー自身の身体作り

 

このように、パーソナルトレーナーはユーザーのトレーニング指導以外の面でも、目標にあわせてさまざまなサポートをおこなうことが特徴です。ユーザーと1対1で向き合えるため、二人三脚で丁寧な指導ができることが強みといえます。

 

パーソナルトレーナーの働き方

パーソナルトレーナーは、幅広い知識を活かしてさまざまな場所で働いています。広く知られているのはトレーニングジムへの就職ですが、ほかにも活躍の場は存在します。

たとえば、以下のような働き方があります。

 

  • パーソナルジムに就職
  • パーソナルジムを開業
  • フリーランスでレンタルジムやフィットネスクラブで活動
  • フィットネスクラブのインストラクター勤務
  • ストレッチ専門店に就職
  • 会社に所属し、従業員の健康管理職に従事
  • 病院やクリニックに就職
  • 公共運動施設の指導員
  • フリーランスとして、SNSなどで幅広く情報を提供

 

このように、パーソナルトレーナーの働き方はジムだけにとどまらず、さまざまな場所でユーザーの指導やサポートをおこなっています。

 

パーソナルトレーナーになるには?

最近では多くの活躍の場があるパーソナルトレーナーですが、パーソナルトレーナーになるためには、どのような場所で学べば良いのでしょうか。

ここからは、パーソナルトレーナーになる方法を以下の4つにわけて解説します。

 

  • 体育大学やスポーツ関連の専門学校で学ぶ
  • パーソナルジムに就職する
  • 資格を取得する
  • トレーナー育成スクールに通う

 

それぞれ順番に解説します。

 

体育大学やスポーツ関連の専門学校で学ぶ

パーソナルトレーナーになる方法として、体育大学やスポーツ関連の専門学校で必要な知識を学ぶ方法があります。

体育大学や専門学校では、パーソナルトレーナーに必要な「運動生理学」や「機能解剖学」など専門的な知識をしっかりと学べます。

また、学校によっては、パーソナルトレーナーに有利な資格の取得を目指せる学科もあります。在学中に資格を取得すれば、卒業後に資格を活かして就職できるチャンスが広がるでしょう。

 

パーソナルジムに就職する

まずパーソナルジムに就職し、働きながら知識を学んでいくこともパーソナルトレーナーを目指す方法のひとつです。

パーソナルジムに就職すれば、実際にパーソナルトレーニングの現場で先輩の指導を受けながら実務経験を積めるため、効率的にスキルアップをすることができます。

更に、研修カリキュラムが整っているパーソナルジムを選べば、実務以外でもさまざまな知識を学ぶ機会が得られることが魅力といえるでしょう。

ただし、未経験かつ無資格でも就職可能なパーソナルジムはトレーナーの専門性を求めない傾向にあるため、注意が必要です。

プロのトレーナーを目指すなら、資格を取得するなどの準備を経たうえで、レベルの高いトレーナーが多く在籍するパーソナルジムがオススメです。

 

資格を取得する

パーソナルトレーナーを目指す方法として、資格を取得することも手段のひとつです。

パーソナルトレーナー向けの公的資格はないものの民間資格がいくつか存在するため、パーソナルトレーナーを目指す場合には取得して損はないでしょう。実務で必要な知識と技術を学ぶ機会にもなるため、取得を検討してみてはいかがでしょうか。

 

トレーナー育成スクールに通う

パーソナルトレーナーを目指す場合、トレーナー育成スクールに通うことも選択肢のひとつです。

スクールでは、すでにパーソナルトレーナーとして活躍する指導者から必要なスキルをレクチャーしてもらえるので、必要な知識や技術を効率的に学ぶことが可能です。

スクールによってはオンライン授業が可能であったり、なりたいトレーナー像にあわせたカリキュラムを提供していたりするスクールもあります。独学での資格取得が難しいと感じる場合や、早くパーソナルトレーナーとして活躍したい方に向いています。

 

パーソナルトレーナーに必要な資格・スキル

先述の通りパーソナルトレーナーを目指すには、資格を取得することも選択肢のひとつです。

ここからは、パーソナルトレーナーが取得しておくと有利な資格やスキルを5つにわけて解説します。

 

  • NSCA-CPT
  • NSCA-CSCS
  • NESTA PFT
  • JATI-ATI
  • 健康運動指導士 健康運動実践指導者

 

順番に確認していきましょう。

 

NSCA-CPT 

NSCA-CPTとは、NSCAジャパンが認定する資格のひとつです。その方の健康状態や体力を評価し、動機付けや教育など、トレーニング全般の指導をおこないます。指導対象者はスポーツ選手だけでなく、トレーニングを必要とするすべての方です。

NSCA-CPTはパーソナルトレーナーだけでなく、その方の全身状態を把握し指導する必要のある理学療法士や柔道整復師、スポーツ指導者なども幅広く取得している資格です。

 

NSCA-CSCS

NSCA-CSCSは、NSCA-CPTと同様にNSCAジャパンが認定する資格です。NSCA-CSCSでは、ケガ予防やパフォーマンス力向上を目指すための適切なプログラムの計画・実施ができる人材を認定します。

NSCA-CSCSの指導対象者はスポーツ選手やスポーツチームです。パフォーマンス力を向上させるための生活全般をサポートするため、生活習慣の指導やドーピング対策についても指導します。パーソナルトレーナーを目指す方だけでなく、医師やスポーツ指導者、研究者など、スポーツ選手やチームに関わる方が幅広く取得している資格です。

 

NESTA PFT 

NESTA PFTは全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会(NESTA)が、プロフェッショナルなパーソナルトレーナーを認定する資格です。NESTAはプロフェッショナルなパーソナルトレーナーの資質として、「人の体に関する幅広い知識」「トレーニング全般に関する幅広い知識」「様々なクライアントとのコミュニケーション対応力」「自分を売り込み顧客を得るためのビジネススキル」の4つをあげています。

NESTA PFTは、パーソナルトレーナーとしての知識やスキルを証明するだけでなく、トレーナーとして必要な心構えやビジネスの知識も習得できる資格です。資格取得には参考書を購入してご自身で学ぶ方法と、ゼミやWEBコースで学習し、資格取得を目指す方法などがあります。

パーソナルジムの運営にまで関わる方は、資格取得を目指してはいかがでしょうか。

 

JATI-ATI 

JATI-ATI(Accredited Training Instructor:トレーニング指導者)は、特定非営利活動法人日本トレーニング指導者協会が認定する資格で、スポーツ指導者が指導をする専門家として活動するための基礎になる資格です。

JATI-ATIでは、スポーツの目的にあわせた適切な運動プログラムを作成・指導できる知識を持っている方が認定されます。パーソナルトレーナーとして活躍したい場合に持っておくと、必要な基礎知識を持っていることを証明できるでしょう。

ほかにもJATIでは、JATI-ATI以外にも上級トレーニング指導者であるJATI-AATIや、特別上級トレーニング指導者であるJATI-SATIも認定しています。

 

健康運動指導士・健康運動実践指導者

パーソナルトレーナーが取得しておくと有利な資格として、健康運動指導士や健康運動実践指導者があります。名前が似ている2つの資格ですが、内容が少し異なります。

健康運動指導士は、健康福祉に関わる職種と連携して、個人の健康にあわせた安全で効果的な運動プログラムを作成し、実施計画ができます。一方の健康運動実践指導者は、ご自身が医学的な基礎知識を持って、安全で効果的な運動プログラムの実践指導ができます。

パーソナルトレーナーとしてジムで働く場合にも活用できますが、公共施設の運動指導などにも幅広く活用できます。幅広い分野で活かせる資格であることから、取得して損はない資格だといえるでしょう。

 

まとめ

この記事では、パーソナルトレーナーの仕事内容や活躍できる場所、持っておきたい資格やスキルについて解説しました。

パーソナルトレーナーはトレーニング目的にあわせたトレーニングメニューを計画し、1対1で指導する指導者です。運動面だけでなく、食事面や生活習慣のトータルを指導します。

また、最近ではパーソナルジムだけでなく、企業や公共施設など、さまざまな活躍の場があります。

パーソナルトレーナーを目指す場合、公的資格はありませんが、この記事で紹介したような民間資格を取得すると、ご自身のスキルを証明できるでしょう。

資格の取得には、大学や専門学校に通うだけでなく、直接パーソナルジムに就職する方法や、パーソナルトレーナーを最短で目指せるトレーナー養成校へ通う方法などがあります。

 

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この記事でも紹介したNSCA-CPTやNESTA-PFTの取得を目指せます。また、指導者がパーソナルトレーナー経験者であることから、卒業後すぐにパーソナルトレーナーの即戦力として活躍するための技術もしっかり習得できるのが魅力です。

通学もできますが、好きな時間に学びたい場合にはオンライン受講も可能です。ご自身に合った勉強方法でパーソナルトレーナーに関する知識や技術を学びましょう。

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